【読書ログ】いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書(水野学 著 ダイヤモンド社)
いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書 | 水野 学 |本 | 通販 | Amazon
読書ログのまとめ方で、チャレンジシートというものが今後の行動にフォーカスしていて良さそうだったのでそれに沿ってまとめます。
まとめ
- 仕事は新しいことの連続ではなく、段取りによってルーティンx化することにより仕事のスピードも上がり、集中すべき部分にエネルギーを投入できるのでアウトプットの質も上がる。
- 段取りに最も必要なものは想像力。起こりうるあらゆることを想定し、リスクに備える。また、この仕事をすると世の中がどう良くなるのか、誰がどんな風に喜ぶのかをリアルに想像することでユーザー視点が生まれ、仕事はより良いものになる。
- 時間はいつでも王様。どんな仕事にも締め切りは存在し、締め切り = 完成であって、あと3時間あれば完成まで持っていけるということはありえない。締め切り時点のアウトプットで物事は評価される。時間で全てを図るべきで、特定のタスクへのモチベーションや難易度でバイアスをかけるべきではない。
この本を読んだ目的
- 仕事の初心者として、仕事の段取りの仕方を学びたい
- 水野さんのように多数の案件に関わり、忙しい人がどんな風に仕事を組み立てているのか知りたい
- 段取りとは何か、仕事とは何かを学びたい
読んでよかったこと、感じたこと
全ての仕事は約束を守ることによって成立していて、約束を守るためには締め切りを決め、それを守ることが必要
締め切りを決めておかないと終わらないというのは分析系のタスクで経験していて、納得。 アウトプットのレビューも合わせて自分の中での締め切りを決めるというところでは、わざと余裕を持ったり、守れなかったからといってごまかしたり、自分との約束も破らないという点では、わざと余裕を作るように動くと、他の仕事の早い人にどんどん仕事を取られていって結果自分の価値が下がると思っているので納得できた。 締め切りがない場合は自分から提案すべき、という一節で具体例としてあげられていた焼肉屋の例は腹落ちするものがあり、自分から締め切りをどんどん提案していこうと思った。
最初からすごいことをしようとすると力が分散してしまう。まずは確実にゴールすること、確実にゴールするために段取りを固めること。結果的にできたものが新しいもの、すごいものであれば、それは浸透していく。
仕事の大きい小さい、難易度、モチベーションなどでバイアスをかけることなく、自分の目の前のことを淡々と段取りを決めてルーティン化して高い質のものをアウトプットしていくことが一番重要なのだなと感じた。
なるべく自分の中に空白を作るように動く。自分でボールを持ち続けることがないように、書き出したり人に振ったりする。メールの返信などもボールを持ち続けることがないように即返す。アウトプットは完成度が低くてもある程度形になったらとりあえず投げ、どんどん仕上げていく。
結構ボールを持ちがちなので、Slackやメール、報連相など即レスでやっていきたいと思った。また、差し込みのタスクがあった際はすぐやるのではなく、現状のタスクと優先度を調整して返事できるようにして行きたいと思った。
目的は?志は?この仕事によって世の中がどう良くなるのか?といった青臭いことを面倒がらずに真摯に確かめる。
スクラムという開発体制でやっていると、本当にこの仕事が必要なのか?この仕事によってインパクトはどのくらいあるのか、といったことを考えずプランニングポーカーなどの段取りに入りがちなので、一回本当に必要か、目的、インパクトなどを想像してみようと思った。
この本を読んで、自分は今から何をするか
- タスクはwunderlistで所要時間、締め切りを付けて管理する
- 差し込みのタスクが入った際にすぐwunderlistに登録し、締め切りがなければ自分から提案するようにする
- 自分がやっている仕事の目的、インパクトを明確にする
3ヶ月後には何をするか、どうなっていたいか
- 仕事のタイプによっていくつかのルーティンパターンをまとめられている
- 仕事を受けた際に、目的の理解、目的のための手段としてその仕事が正しいのか、これをやった際のリスクなどを考えるクセが身についている
- 仕事を全てwunderlistに締め切り、所要時間とともに登録し、Googleカレンダーのタイムボックスに埋め込んで行き、3時間ごとに段取りを見直すクセがついている