【自然科学の統計学】第4章:最尤法
数式が理解できない部分が多々あったので、イメージだけポツポツ書いてきます。
最尤法
- 一般線形モデルの推測に、最小二乗法に変わって用いられる。
- 尤度:確率分布を未知母数θの関数と見て、与えられた全ての標本について、確率を掛け合わせたもの。
- 尤度を最大化するθを最尤推定量と呼ぶ
- 積を和に変換するため対数を取ることが多く、対数尤度の微分を0遠いた方程式を尤度方程式と言う
- 最尤推定量は、nが大の時、真の値に確率収束する(一致性)
- 最尤推定量の分布は漸近的に、クラメール・ラオの下限を分散とする正規分布になる。(漸近有効性)
クラメール・ラオの下限
尤度比検定
帰無仮説:H0 : 最尤推定量 = 母数θ
複合対立仮説:H1 : 最尤推定量 != 母数θ
の検定をする際、それぞれのθについての尤度の比を検定量とすることを考える。 棄却域は
2 * log(尤度比)> 自由度1のカイ二乗分布のパーセント点
で定義される。